ameharebunko’s blog

本と人をつなぎ,人と人を本でつなぐ時間と空間づくりの試みを秋田市でやっています。

続・絶望読書を囲む会やります

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前回の読書会が参加者皆さまのおかげでとても良い時間だったので、また企画しました。

 

今回は週末にやります。

 

ブログに書くのが遅くなり、すみません。

既にSNS告知を見た方からお申し込みいただいているので、残席2です。

お申込みフォームに記載のルールをお読みいただき、ご了承の上でお申し込みください。

 

お申込みフォーム↓

https://forms.gle/dJiNFQPCBJiZ3Uh77

 

読書会と同時開催で、前回よりも小規模ですが絶望シリーズの展示、および『鬱の本』などの販売も行いますので、そちらも覗きに来て頂けたら。

 

会場:秋田市文化創造館2Fホール

イベント日時:3/16(土)12:30〜15:30

 

読書会:同日13:00〜14:30

・事前申込制

・定員6名程度

・参加費500円(同日現金にてお支払いください)

 

※読書会の時間中も展示用の書籍はご自由にお読み頂けます。

 

※販売書籍のお会計は読書会開催中13:00〜14:30は対応できません。12:30〜13:00 or 14:30〜15:30にお願い致します。

 

※今回も書き込みノート用意します。

 

「命綱になった一冊シェアノート」

「こころに沁みた文章シェアノート」

 

読書会参加に関わらず、書き込みお待ちしています。

 

 

 

 

本を、あいだに。Vol.1『絶望読書を囲む会』終了しました!

2/29木曜日、昨日無事1回目の【本を、あいだに。】が終了しました。

準備に手間取り、開始予定時刻を過ぎてもあたふたと会場セッティングに追われており、SNSに開始の告知をすることも出来ず。

 

写真を撮ることも忘れていましたが、取材に来てくださった方に「写真いいですか?」と聞かれて、おお。そうだ。写真。となり、慌てて撮りました。

メインの絶望シリーズと、その中でお勧めされていた本の一部を壁面に展示。

 

シェアノート

こちらのテーブルには、雨晴通信で紹介した本をまとめておきました。

 

反対側の本棚は、生きづらさを紐解くヒントになりそうな本などを。

 

販売コーナー

24日に引き続き、販売コーナーも設置。

次は、3/10㈰ アートリンクうちのあかりさんの第2拠点である「斜め向かいのアトリエ」でもミニコーナーを作らせていただき、同じ書籍を販売します。

 

読書会”命綱”になった一冊

わたしを含め7名で行いました。

 

丸一日経ったいま思い出しても胸がいっぱいになるのですが、

”こんな時間が持てたらいいな~”とずっと妄想していた時間が現実のものになって目の前にある…

 

そんな時間でした。

 

みなさんが持ってきてくれた本はそれぞれテイストが違いましたが、それにまつわる想いの根底には響き合うものがあって、なんとも言えない暖かい時間でした。

 

このテーマを設定するにあたって、実はものすごく迷いもあったんですよね。

前の記事で、”【本を、あいだに。】のイベントの初回テーマはこれしかあり得ないと思って決めた”と書きましたが、ほんとうは怖さもすごくありました。

 

重たすぎるんじゃないか?とか、もっと誰でも参加しやすいテーマがいいんじゃないか?とか。

 

でも、参加してくださった方から「このテーマだから参加したいと思った」「ほかの読書会ではなかなかこういう話はしにくい」といった声もいただいて、勇気を出してやって良かった~~!!と思いました。

 

こころの辛さとか、社会の在り方とか、話題に持ち出す場を選ぶような話こそ、もっと話す場が必要だとわたしは考えていて、ここ数年、ほんの少しずつそういう場づくりを自分なりのやり方でしてきたけれど、またここで大きな一歩が踏み出せたような気持ちです。

 

やっぱり【本をあいだに】おくことで、生まれるものがあるなぁと感じられた時間でもありました。

 

そんな訳で、また3月の半ばに、続・『絶望読書』を囲む会をやります!

今度は土日のどちらかにやってみようと考えていて3/16㈯の午後or17㈰の午前を候補に場所の調整中です。

 

決まりましたら、またこちらやSNSで告知いたします。

 

今回最後に皆さんお持ちくださった本の写真を撮ろうと思っていたのに(撮ってもいいですか?と許可も得ていたのに!)終わった後も話が盛り上がっている間にすっかり忘れてしまいました…

 

スミマセン…今回は、題名だけシェアします。

※2冊持参してくださった方がいらしたり、会話の中で、「そうそう、あの本も」といった感じで、たくさんになりました。

 

永井玲衣『水の中の哲学者たち』晶文社

野梨原花南 『王子に捧げる竜退治』集英社

カミュ『ペスト』

坂口恭平『COOK』晶文社

頭木弘樹『絶望読書』飛鳥新社

遠藤周作『沈黙』

中島敦山月記

本多孝好『ALONE TOGETHER』角川文庫

森沢明夫津軽百年食堂』

・西内みなみ作/堀内誠一絵『クリーナおばさんとカミナリおばさん』こどものとも1974年5月号

・『ゲド戦記』2巻

 

ご参加くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。

 

ありがとうございました!

またお待ちしています!

2/29の読書会は定員に達しました

読書会申込締切のお知らせ

ありがたいことに、定員として設定していた5名の方からお申込みをいただきましたので、一旦締め切らせていただきました。

 

昨日、文化創造館で行われたチャレンジマーケットに出店していたのですが、色々な方とお話しする中で29日の企画に関心を寄せてくださっている方が思いのほか多くて、驚いたり喜んだりしています。

 

ですので、同様の企画を別日にも計画しようかと考えています。

もし、今回の参加を検討していた方がいらっしゃいましたら、ぜひ次回のご参加をお待ちしています。

 

他にもやりたいテーマはたくさんありますが、昨日の皆さんとの会話を通して、同じテーマで複数回行うことで生まれるものもあるような気がしました。

 

そもそも、このテーマを【本を、あいだに。】の1回目のテーマに据えることにしたのは、それが何より一番やりたいことだったからです。

 

そんなわけで、出来たら3月にまた開催したいと思います。

決まりましたら、またこのブログやSNS等でご案内しますので、よろしくお願いします。

 

〜雨晴文庫のSNS

Twitter(X)

一番更新頻度が高いです。(通知が来ると永遠にツイッタランドに居てしまうので、通知は切っています。)

https://twitter.com/ameharebunko

 

Facebook

ぼちぼちやっております。

www.facebook.com

Instagram

「インスタやってないの?」と聞かれることが続いて、ようやく雨晴文庫のアカウントを開設しました。個人アカウントは前から持っていたものの、ちょっと眩しくてあまり覗けない場所、それがわたしにとってのインスタグラム。。

まったく慣れていません。

更新、お問い合わせへの反応など遅いかもしれません。。ご容赦ください。。。

https://www.instagram.com/amehare_bunko/

 

雨晴通信Vol.2 ≪2023年≫読んで良かった本 ベスト8冊

 

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雨晴通信Vol.2出来ました。

季刊発行に出来たらいいなと思っていて、最初が秋だったので冬号滑り込みでということで。

明日(というかもう今日)2/24㈯に秋田市文化創造館のチャレンジマーケットに出店するので、間に合わせたくて夜なべしてしまいました。

 

これから寝ます。

 

みなさん、明日は楽しそうですので、ぜひお立ち寄りください~

 

雨晴文庫は、1Fで本の販売をします。

本を、あいだに。の名前でブース出しております!

 

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『鬱の本』

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「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。一冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。

『鬱の本』(点滅社)「はじめに」より

 

84名の筆者の方々が書いた、それぞれ見開き1ページの短い文章で構成されています。

 

トップバッターの青木真兵さんはこう書いています。

 

気分として、病気としての「鬱」はこれに対するアラームです。だから本来、人間は「鬱」をベースに社会を構築するべきなのです。そうすると、もっと生きやすい社会になっていくのだと思っています。

青木真兵「「鬱」ベースの社会に」『鬱の本』p13

 

「鬱」をベースに社会を構築するべき…!!

 

そんな社会が実現できたらどんなにいいだろう…と思わずにはいられませんでした。

 

鬱がひどいと活字を読むのも厳しくなりますが、一編がとても短いですし、こんな風にワンフレーズを拾い読みしてもいい。

 

「はじめに」にも書かれていましたが、お守りになるような一冊です。

 

表紙の色味やイラストの雰囲気も、なんとも言えない温かさ。

 

こちら、今月の雨晴文庫のイベントで販売出来ることになりましたので、手に取ってみたい方はぜひお立ち寄りくださいね。

 

 

 

雨晴通信のこと

『雨晴通信』を不定期で発行しています。

と言っても、まだ第1号しか出していません。

 

雨晴文庫おすすめ本を紹介するニュースーペーパーとして、年に4回くらい発行できれば…と目論んで始めたのですが、完璧主義が災いしてなかなか第2号が出せないまま、冬が終わってしまいそうです。

 

今後は、ゆるくゆるく。出来るだけゆるく、細々と続けていきたいものです。

 

Vol.1は、雨晴文庫として初めて出店した古本市に合わせて発行。

以下、3冊の本を紹介しました。

 

頭木弘樹(2016)『絶望読書』飛鳥新社

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・阿比留久美(2022)『孤独と居場所の社会学 なんでもない”わたし”で生きるには』大和書房

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・池田賢市(2021)『学びの本質を解きほぐす』新泉社

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どれも、わたしが2023年に読んで、大きく揺さぶられた本です。

 

 

特に『絶望読書』は、本に関することを何かやりたいとずっと思っていたわたしのモヤモヤしたおもいを具現化してくださったような本でした。

 

その後、本のイベントをとにかくやってみようと思ったときに、その最初の中心に置くのは、この『絶望読書』でしかあり得なかった。

 

本は、娯楽のひとつでもあり、知的好奇心を満たすものでもあるけれど、何にも増して、それは命綱です。少なくともわたしにとってはそうだし、おそらくそう感じている人は他にもたくさん居るはずだと思っています。

 

2月29日に開催するイベントでは、”命綱になった一冊”を紹介しあう読書会を行います。

 

先着5名程度でこじんまりと開催予定。

まだお席はあります。ご参加お待ちしています。

ameharebunko.hatenablog.com

 

紙で発行した雨晴通信Vol.1の画像を、ひとまずこちらに貼ります。

 

 

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2/24(土)チャレンジマーケット@秋田市文化創造館に出展します

秋田市文化創造館の年に一度のおまつり、

チャレンジマーケットに『本を、あいだに。Vol.0』として出展します。

 

チャレンジマーケットは2/24(土)25(日)二日間開催されますが、雨晴文庫の出展は2/24(土)のみです。

 

2/29(木)開催イベント時にも取り扱う、わくわく出版さん(仙台市)の書籍の他、我が子が読んでいた絵本(乳幼児向け〜小学校低学年向けくらい)を少し持っていく予定です。

 

二日間で56店舗の出店が予定されているチャレンジマーケット。内容もさまざまで、とても楽しそうです。

 

ぜひお立ち寄りくださいませ!

https://akitacc.jp/event-project/challengemarket2023/

 


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