2/29木曜日、昨日無事1回目の【本を、あいだに。】が終了しました。
準備に手間取り、開始予定時刻を過ぎてもあたふたと会場セッティングに追われており、SNSに開始の告知をすることも出来ず。
写真を撮ることも忘れていましたが、取材に来てくださった方に「写真いいですか?」と聞かれて、おお。そうだ。写真。となり、慌てて撮りました。
メインの絶望シリーズと、その中でお勧めされていた本の一部を壁面に展示。
こちらのテーブルには、雨晴通信で紹介した本をまとめておきました。
反対側の本棚は、生きづらさを紐解くヒントになりそうな本などを。
24日に引き続き、販売コーナーも設置。
次は、3/10㈰ アートリンクうちのあかりさんの第2拠点である「斜め向かいのアトリエ」でもミニコーナーを作らせていただき、同じ書籍を販売します。
読書会”命綱”になった一冊
わたしを含め7名で行いました。
丸一日経ったいま思い出しても胸がいっぱいになるのですが、
”こんな時間が持てたらいいな~”とずっと妄想していた時間が現実のものになって目の前にある…
そんな時間でした。
みなさんが持ってきてくれた本はそれぞれテイストが違いましたが、それにまつわる想いの根底には響き合うものがあって、なんとも言えない暖かい時間でした。
このテーマを設定するにあたって、実はものすごく迷いもあったんですよね。
前の記事で、”【本を、あいだに。】のイベントの初回テーマはこれしかあり得ないと思って決めた”と書きましたが、ほんとうは怖さもすごくありました。
重たすぎるんじゃないか?とか、もっと誰でも参加しやすいテーマがいいんじゃないか?とか。
でも、参加してくださった方から「このテーマだから参加したいと思った」「ほかの読書会ではなかなかこういう話はしにくい」といった声もいただいて、勇気を出してやって良かった~~!!と思いました。
こころの辛さとか、社会の在り方とか、話題に持ち出す場を選ぶような話こそ、もっと話す場が必要だとわたしは考えていて、ここ数年、ほんの少しずつそういう場づくりを自分なりのやり方でしてきたけれど、またここで大きな一歩が踏み出せたような気持ちです。
やっぱり【本をあいだに】おくことで、生まれるものがあるなぁと感じられた時間でもありました。
そんな訳で、また3月の半ばに、続・『絶望読書』を囲む会をやります!
今度は土日のどちらかにやってみようと考えていて3/16㈯の午後or17㈰の午前を候補に場所の調整中です。
決まりましたら、またこちらやSNSで告知いたします。
今回最後に皆さんお持ちくださった本の写真を撮ろうと思っていたのに(撮ってもいいですか?と許可も得ていたのに!)終わった後も話が盛り上がっている間にすっかり忘れてしまいました…
スミマセン…今回は、題名だけシェアします。
※2冊持参してくださった方がいらしたり、会話の中で、「そうそう、あの本も」といった感じで、たくさんになりました。
・永井玲衣『水の中の哲学者たち』晶文社
・野梨原花南 『王子に捧げる竜退治』集英社
・カミュ『ペスト』
・坂口恭平『COOK』晶文社
・頭木弘樹『絶望読書』飛鳥新社
・遠藤周作『沈黙』
・中島敦『山月記』
・本多孝好『ALONE TOGETHER』角川文庫
・森沢明夫『津軽百年食堂』
・西内みなみ作/堀内誠一絵『クリーナおばさんとカミナリおばさん』こどものとも1974年5月号
・『ゲド戦記』2巻
ご参加くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!
またお待ちしています!