『雨晴通信』を不定期で発行しています。
と言っても、まだ第1号しか出していません。
雨晴文庫おすすめ本を紹介するニュースーペーパーとして、年に4回くらい発行できれば…と目論んで始めたのですが、完璧主義が災いしてなかなか第2号が出せないまま、冬が終わってしまいそうです。
今後は、ゆるくゆるく。出来るだけゆるく、細々と続けていきたいものです。
Vol.1は、雨晴文庫として初めて出店した古本市に合わせて発行。
以下、3冊の本を紹介しました。
・阿比留久美(2022)『孤独と居場所の社会学 なんでもない”わたし”で生きるには』大和書房
・池田賢市(2021)『学びの本質を解きほぐす』新泉社
どれも、わたしが2023年に読んで、大きく揺さぶられた本です。
特に『絶望読書』は、本に関することを何かやりたいとずっと思っていたわたしのモヤモヤしたおもいを具現化してくださったような本でした。
その後、本のイベントをとにかくやってみようと思ったときに、その最初の中心に置くのは、この『絶望読書』でしかあり得なかった。
本は、娯楽のひとつでもあり、知的好奇心を満たすものでもあるけれど、何にも増して、それは命綱です。少なくともわたしにとってはそうだし、おそらくそう感じている人は他にもたくさん居るはずだと思っています。
2月29日に開催するイベントでは、”命綱になった一冊”を紹介しあう読書会を行います。
先着5名程度でこじんまりと開催予定。
まだお席はあります。ご参加お待ちしています。
紙で発行した雨晴通信Vol.1の画像を、ひとまずこちらに貼ります。